電気代が高いなーと感じている方へ
電気代の請求が来てからその金額にびっくり!な〜んてこと、ありませんか? 昨今電気料金も度々値上がりのニュースを聞きますし、夏は暑くてエアコン必須ですし、電気代が家計を圧迫することが多いですよね。
今回は電気代が高くてお悩みの方に、5つの光熱費節約術をお届けいたします。
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5つの光熱費節約術〜電気編
その1:電気の契約を変更する
電気の明細書をマジマジとみたことはありますか?あまり考えずに契約している方は、自分の契約プランをみてみましょう。
契約を変更することで料金が節約できる方法は2通りあります。
まずは「契約アンペアを下げる」ことです。
電気の契約方法は地域によって違うのですが、東京電力・中部電力など大半の電力会社では「契約アンペア制」を導入しています。
一度にどれくらいの電気量を使える設定にするかによって、基本料金がかわるという仕組みのことです。
表1:アンペアごとの基本料金
10A |
15A |
20A |
30A |
40A |
50A |
60A |
280.8円 |
421.2円 |
561.6円 |
842.4円 |
1123.2円 |
1404円 |
1684.8円 |
東京電力・中部電力などの場合
電気の契約は、備え付けのアンペアブレーカーによって決まります。賃貸などでは前住んでいた方の契約アンペアでそのまま契約する……なんてこともあるので、ブレーカーをチェックしましょう。
一般的な家庭の平均は30A〜40Aです。アンペアを下げるには、利用の電力会社に電話して切り替えてもらうだけです。10Aくらいの変更であれば、大掛かりな工事などは必要ありません。
アンペアを下げると基本料金が安くなりますが、同時にたくさんの電気を使うとブレーカーが下がります。
炊飯器やドライヤーを使う時にはエアコンを消したり待機電力がかからないようコンセントを抜いたりするので面倒なのですが、この面倒さが電気の節約につながります。
もう一つの節約方法は「夜間割引のプランに変更する」ということです。
通常の契約は昼間でも夜間でも同じ料金設定の「従量電灯」というプランです。これを「昼間高くて夜間割引」のコースに変更して、夜間に集中して電気を使うようにすると電気料金が安く済みます。
独り暮らしや日中は学校や仕事などで家族が家にいることが多い方におすすめです。また、エコキュートなど夜間蓄熱式機器を使っている方もコース変更で電気料金が安くなることがあります。
東京電力ならば「おトクなナイト」、関西電力ならば「はぴeタイム」など、各電力会社でさまざまな設定があるのでHPをチェックしてみましょう。
表2:電気料金の比較(東京電力の場合)
【従量電灯B・C】
第1段階料金 (120kWhまで) |
19.43円 |
第2段階料金 (120~300kWh) |
25.91円 |
第3段階料金 (300kWh超過) |
29.93円 |
【おトクなナイト8】
昼間 |
第1段階料金 (90kWhまで) |
23.81円 |
第2段階料金 (90~230kWh) |
31.75円 |
|
第3段階料金 (230kwh超過) |
36.68円 |
|
夜間 (23時~翌朝7時) |
12.16円 |
その2:照明はLEDと白熱灯を使い分けるのがベスト
LEDだと省エネだから……と、家じゅうの電気をLEDにしている方、いらっしゃいませんか?
LEDは確かに電気代はかかりませんし長持ちしますが、電球そのものが高いですよね。
洗面所やトイレなど普段あまり電気を点けない場所には白熱灯を、リビングなど常時点けている場所にはLEDを使うのが節約のポイントです。
また、使っていない照明はこまめに消しましょう。塵も積もれば山となる、です!
その3:省エネモードを設定する
テレビやPCも、画面の明るさを暗めに設定するだけで消費電力が変わります。今はLEDライトで部屋が明るいので、テレビは多少暗い方が目にも優しいです。
最近のテレビやPCには、「省エネモード」がついている製品があります。これらを省エネモードにすることによって、使う電気量を減らすことができます。
テレビなどは見ないときには電源を抜いて、待機電力を節約することもポイントです。エアコンもオフシーズンはコンセントを抜いておきましょう。
スイッチがついている省エネタップを買うと、いちいちコンセントを引っこ抜かなくても済みます。
また、長期旅行などは使わない部屋のブレーカーを切っておくのも節電のポイントです。大元を全部落としてしまうと電話やBDレコーダーなどが使えなくなってしまうので、部屋ごとの小さいブレーカーを落としましょう。
電気は使用料によって3段階の料金設定があって、使用料が上がると電気料金の単価も上がる仕組みになっています(その1の表2参照)。使う量を減らせれば高い設定の第三段階の料金の分が少なくて済むのです。
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その4:出来る限りリビングで過ごす
家族で暮らしている方は、夕方から夜にかけて出来るだけリビングに集まって生活することも節電のひとつです。エアコンや照明が一部屋分で済むというのは料金的にかなり違います!
人が集まると室温が高くなるので、夏はエアコンの使い方も節電のポイントになります。
冷房の場合、温度は高めの28℃・運転は自動運転にしましょう。自動運転にすると、弱運転より効率よく部屋を冷やして消費電力を減らしてくれますし、設定温度に達した時は弱より弱い「微風運転」になるからです。
扇風機やブラインドなどを使うとより節電効果が高まります。余り知られていないですが、室外機を日陰にするのも節電に効果アリです!
冬の場合、人がたくさんいた方が熱が集まって暖かいですし、人が動くことによって空気がかきまぜられて暖房効率が上がります。
設定温度を20℃くらいにしても、首・手首・足首などをネックウォーマーで温めると体が温まりますよ。
その5:電気代はカード払いにする
電気代は口座振替という方は、カード払いに変更しましょう。直接電気代が安くなるわけではないですが、カード払いだとポイントがつきます!
東京電力など、口座振替だと毎月54円の割引(年間648円)がある電力会社もありますので、一人暮らしであまり家に帰らない人だと口座振替の方が得な場合もあります。が、ポイントが0.5%ではなく1%を越えるクレジットカードの場合はカード払いの方が圧倒的に得です。
カード会社によっては水道料金や電話代など他の公共料金もカード払いにすることによってポイント2倍になったり、公共料金の新規申し込みをした人対象に抽選でポイントが当たるキャンペーンをやっていたりもするので、自分の使っているクレジットカードをチェックしてみましょう。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
電気代を賢く節約して、毎月の電気料金をみて「これだけ安くなったー!」と満足したいですよね♪ 自分の生活スタイルに合った節電方法を選んで、賢く節電しましょう!
今回は「5つの光熱費節約術〜電気編」をお届けいたしました。最後までお読みいただきありがとうございます。
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